特徴(測量)

特徴

測量

point 1ドローン写真測量
(UAV写真測量)とは

ドローン飛行により低高度・高解像度の空中写真測量で得た写真データを、三次元形状復元計算ソフト(SfMソフト)を用いて三次元点群データを作成する作業です。

「i-Construction」推進の中でドローンは、従来の測量作業時間を大幅に短縮し、生産性向上を図る重要な役割を担っています。

また、RTK-GNSSを併用することで、誤差範囲数cmの測量が可能です。

測量

point 2ドローン写真測量でできること

写真測量で得た三次元点群データから様々な計測が可能

土量計算(切土・盛土)、体積計算、面積計算、距離計算、断面図計算など

構築物の三次元データも取得可能なので、3Dプリンターでの利用も可能。地理空間情報としての利用も進んでいます

ドローン写真測量のメリット・デメリットとは?

  • メリット
    • 測量時間の削減できる
    • 空中写真測量から得た三次元点群データを設計や施工計画で利用できる
    • 起工測量だけでなく出来形計測にも用いることができる
    • 人の立入りが困難な場所の測量が可能
  • デメリット
    • 山林の地表面の測量ができない
      ⇒ドローンにレーザースキャナを搭載しレーザー測量なら可能。

料金例(測量)

料金について

参考料金例(税込)料金についてドローン測量導入に関するご相談(お見積り) 無料
写真測量のみ(1案件)165,000円~
写真測量+三次元点群編集(1案件)275,000円~
三次元点群編集のみ110,000円~
写真測量業務アドバイス (1回) 11,000円~/2h

※測量範囲の地形、飛行空域、飛行に係る時間、所要日数により料金が異なります。
別途交通費をいただく場合があります。

キャンセル料
撮影7日前まで料金(税抜)の0%
撮影6日前~2日前料金(税抜)の40%
撮影前日~料金(税抜)の70%(※手配済み実費がある場合は別途請求いたします)

測量事例

おおまかな業務手順

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飛行計画

ドローン測量業務を行う空域を調査。地理院地図やGoogleマップで確認する情報だけでなく、遠方でなければ飛行現場へ赴きパイロットの目線で離着陸ポイントや補助者位置などのその空域に関する情報を確認しておく。
同時に自動航行アプリで飛行や撮影の条件を設定し、飛行ルート、測量空域面積、所要飛行時間、必要なバッテリー数などをあらかじめ確認し、飛行準備に活用する。


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対空標識

標定点、検証点は国土地理院「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」に則り不足なく配置していく。あらかじめ自動航行アプリで設定した飛行ルートと見比べながら配置場所を決定する。
飛行前までに配置場所に対空標識を動かないよう固定して設置し、各標定点、検証点の座標はGNSSローバーで計測する。

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自動航行アプリ

あらかじめ設定した飛行ルートが飛行当日であっても問題ないかを確認し、空撮現場の状況を見ながら飛行準備を行い、飛行させる。自動航行とはいえ常に機体の状況を注視しながら、緊急時にはいつでも手動で飛行に関与できる体勢をとっておく。
着陸後は撮影した画像を検分し、予定した撮影がきちんと行われているかを確認する。

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点群処理

撮影した画像は三次元形状復元計算ソフトで処理する。クラウド版、オンプレミス版それぞれ取り込み方法や処理方法に違いがあるが、標定点や検証点座標などの必要な情報を入力し、高密度三次元点群データを生成していく。

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オルソ画像

高密度三次元点群データ生成後は、設計ソフトに適合した形式での出力、DSM、オルソ画像などの作成のほか、測量により得られた情報を活用し土量計算(切土、盛土)、面積計算、断面計算、距離計算などが可能である。

よくある質問(測量)

よくあるご質問

ドローン測量ではどの程度時間短縮できるのか
ドローン測量の一例として、5haの範囲を位置精度5cm以内で写真測量する場合、飛行前の準備で半日、飛行時間がおよそ60分、撮影画像からの三次元点群編集が必須条件のパソコン処理能力で半日程度かかりますので、気象条件等にもよりますが早ければ飛行翌日には完了します。
なお、位置精度などの条件は「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」(国土地理院作成)に基づいております。
どんな場所でもドローン測量はできるのか
法令で飛行が禁止されている空域では、事前の飛行許可申請、国の重要施設周辺においては施設管理者等の同意や都道府県公安委員会等への事前通報などが必要になります。
また、それとは別の許可申請が必要な空域もあります。
当店では飛行禁止空域のうち、DID(人口集中地区)の飛行許可を得たパイロットと機体を保有しておりますので、概ねどの空域でも測量は可能です。
ドローン測量機器導入のトータルコストについて知りたい
かかるコストを項目ごとに分けると、測量用ドローン機体(+GNSSステーション)100万円、三次元形状復元ソフト60万円、パイロット育成40万円/1名で合計200万円が一般的な金額です(2021年8月現在)。
また、より高性能な機体とカメラの組み合わせではプラス100万円以上が必要になります。
ドローン測量機器を揃えてすぐに業務に使用したい
産業用ドローン操縦経験のある方、ドローン写真測量方法をご存じの方がそれぞれいらっしゃいましたら、購入後すぐの業務飛行は可能かと思います。
しばらく操縦をしていなかった場合や事前の訓練方法が分からないなど業務飛行に少しでも不安がございましたら、測量業務特有の飛行方法や安全な飛行方法について思い出す意味も含め測量講習を受けられることをお勧めします。
ドローン測量に必要な機材だけを借りて自社で測量したい
当店では機材レンタルを行っておりません。
測量業務アドバイスの内容を知りたい
「飛行準備アドバイス」と「飛行時アドバイス」の2つがございます。
飛行準備では作成された飛行計画書のチェックや機材準備状況のチェック、飛行時アドバイスは飛行前のパイロットの補助や飛行ルート監視の補助者対応などです。
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